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never cry

本とかゲームの感想だったり雑記だったり

2014年冬コミケあわせのラノベオフ募集開始してます

雑記

恒例となりましたが2014年冬コミケあわせのラノベオフ募集開始してます。
場所は前回夏コミと同じパーティーレストランです。
2014年冬ラノベオフ
12月29日(月)冬コミ2日目 18時~20時
初参加の方も、いつもの方も、コミケで上京してくる方も、みんなでわいわいとラノベを語りましょう。
たくさんの参加お待ちしております!

天久鷹央の推理カルテ

小説

天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫)

天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫)

読書メーターの献本に当選していただきました。新潮社nexの作品を読むのは初めてでした。
総合病院の統括診断部に配属された主人公の小鳥遊が、上司である鷹央の謎解きに振り回されることになる話。最近流行りのミステリ風エピソードが数編組み合わさり最後の謎につながる作品ですが、大変面白かったです。医療ミステリというと難しそうな印象がありますが、ライトノベル風のキャラクター付がされていて取っ付き易く、作者さんが現役の医師であるだけに医療についても詳しくも大変わかりやすく描写されていたと思います。
最初の河童の話は医療とあまり関係ないじゃんなんて思ったんだけど、鷹央と小鳥のキャラクターを理解するのにはちょうどよかったし、その後の人魂の話や胎児の話は病院の中で起こった話なので違和感なく読めました。やはり一番面白かったのは最後の医療ミスだと訴えられる話ですね。
鷹央と小鳥のコンビはとても良いと思います。鷹央は天才だけど運動神経皆無だったりお姉さんが苦手だったり、人間味のある天才キャラで、親しみやすい。小鳥はそんな鷹央にいいように使われているわけですがちゃんと鷹央を支えている。とても良いコンビです。
作者さんのTwitterを見ると重版も決まったみたいだし、すでに4冊分ほど書いているということなので続刊にも期待が持てます。とてもおすすめの作品です。

2014年夏コミあわせのラノベオフ募集開始だよー

雑記

最近別のことにうつつを抜かしてたせいで感想書くのととラノベ読むのと滞りがちだったんですが、ここ1週間位はわりとラノベ読み復活してました。

それはそうと旦那のくろみーが主催しているコミケあわせのラノベオフ募集開始してます。
今回は8月15日(金)コミケ1日目の19時から開催です。詳細は以下のサイトからどうぞ。

2014年夏ラノベオフ

たくさんのご参加お待ちしてます!

最果ての東2

小説

1巻の最後でリアン属する第四教僕隊と印度蜥蜴が吸血種が取り仕切るセプテンバー9とぶつかった結果、命を落としたはずの鳴海が生きて帰ってきたものの、謎の吸血種姉妹によって吸血種にされてしまっていた……というところからはじまる2巻です。
大変シリアスな内容なんですが、ところどころに挟まれる小ネタが息抜きのようになっていて面白いです。全裸ネタ多い。
閻魔もといエマのことを好きだと自覚するリアンですが、エマが羽衣淑女会の閻魔である以上男女交際は出来ないし、エマはミロのことが好きなようだし悩むリアンが可愛いです。でもリアンも徐々に活躍できるようになってきて成長が伺えます。
鳴海はとんでもないことになってしまいましたね。ずいぶん悩んでいたようだけれど吸血種を狩る死んでも死なない者になってしまいました。無敵すぎるけど読んでいて苦しい。吸血衝動と戦うのが大変そう。
なんだかものすごくドンパチやってた2巻でした。吸血種じゃなく吸血鬼なんて人も出てきて今後どうなっていくのか大変気になります。早く3巻も出ないかな。

わけありの方、歓迎します。斎藤さん家の五ツ星アパート

小説

前作の「ビューティフルマンデー」がずいぶんと好みだった作者さんの2作目です。どんな話かと思ったら連作短編集といえばいいのかな。犬を連れて引っ越してきた老人の話の「犬好きに悪い探偵はいない」、お漫才師を偽る空き巣の話の「笑う門には空き巣が来る」、三千万円を押入れに隠している青年の話の「泥棒は三文の得」、子連れの殺し屋の話の「旦那は料理好きと殺し屋に限る」、斎藤家の庭に入り込んで魔女のようなおばあさんに出会ってしまった少年の話の「渡る世間に魔女はなし」の5編からなる物語でした。それぞれそんなに長くない話ですし読みやすかったです。
どの話が好きかといえば私は一番最初の「犬好きに悪い探偵はいない」かな。河井という老人の穏やかに過ごしつつも妻を殺した犯人に対して復讐しようという二面性と、いづみちゃんとの関係、犯人との対峙が、この本の中ではインパクトがあった気がする。
「渡る世間に魔女はなし」を読むとそれまで謎だった前4編のつながりが分かり、謎解きのようになっていました。ちょっと悲しい出来事の多いおばあさんだけど、鼻からそうめん食わす楽しみもできてよかったね!
「ビューティフルマンデー」よりは読後の衝撃とかはなかったんだけど、穏やかないい話でした。
「旦那は料理好きと殺し屋に限る」に出てきた殺し屋になりたい少年はもしかして「ビューティフルマンデー」の黒崎なのだろうか。なんとなくそんな気がした。

灰と幻想のグリムガル3

小説

サイリン鉱山でデッドスポットというコボルトを倒し、自信をつけてきたハルヒロとパーティの仲間たちが、報奨金目当てにオーク達の居座るデッドヘッド監視砦の奪還という大規模戦闘にレンジたちや後輩たちのパーティと参加することになる話。
この小説は本当にハルヒロの等身大さが魅力ですね。デッドスポットを倒した時に見えた線がまた見えないかと思っていることをランタに悟られて動揺したり、相変わらずうざいランタにイライラしたり、地の文がハルヒロの気持ちそのままなので共感したり物語に入り込みやすいです。ハルヒロがパーティの仲間たちを大切にしていて、兵団指令を受けるかどうかをみんなで相談して、自分だけでも情報収集をしているところは、パーティのリーダーとして頑張ろうとしているのが見えて好ましいです。
後輩パーティにチョコという女の子が、ハルヒロのなくしてしまったグリムガルに来る前の記憶を掘り起こします。そのチョコたちも大規模戦闘に参加し、ハルヒロたちはそのパーティに先輩らしいところを見せられ、ずいぶんと成長していることが見えました。
後半の戦闘シーンが続く場面は息をつかせないような面白さでした。レンジも全能じゃなくて、ハルヒロたちがいなくてはなんともならなかったし、モグゾーの活躍が目立ってました。パーティ全員がガンガンいこうぜしててすごかった。でもチョコたちはああなっちゃうし最後の最後でとんでもないことが起こるし次の巻早く出ろ!!という感じです。そしてハルヒロに一瞬戻ってきた記憶はなんなのでしょうか。とても気になります。

クロックワーク・プラネット2

小説

クロックワーク・プラネット2 (講談社ラノベ文庫)

クロックワーク・プラネット2 (講談社ラノベ文庫)

1巻に続けて読みました。リューズの妹であるアンクルという自動人形がいるという情報を得た4人は東京に向かおうとするも、マリーを挑発するような電波通信が届き、発信源である区画・三重に行くことになるものの、たどり着いた三重は時計塔や歯車が全て停止したゴーストタウンになっていたというところからはじまる2巻です。
三重の地下でとんでもない巨大兵器を見、アンクルと対峙する4人ですが、さすがのリューズでも戦闘用に作られた『撃滅するもの』アンクルにはかなわず、九死に一生を得てしまいます。その背後には死んだことになったマリーが機密を暴露しまくったことで『軍』や国が動く羽目になり、マリーは苦悩を強いられます。背後の設定も結構深くて、会話の掛け合いのおかげでずいぶん軽めに読める割には、重たい内容だなと思いました。
東京に向かうアンクルと巨大兵器より先に東京でテロを起こす事になり1巻冒頭の秋葉原でのエピソードにつながるわけですが、プロローグが巻を別れてつながる小説はあまり読んだことがなかったのでおおっと思いました。思わず1巻冒頭を読み返したりして。
アンクルの特徴をうまく掴んで手に入れたナオトはちょっと出来過ぎてる主人公な気がする。アンクルの他にも別の全身義体さんが出てきたりキャラクターが増えてきましたね。気になる展開で終わったので続きも楽しみです。