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never cry

本とかゲームの感想だったり雑記だったり

パーフェクトキス

パーフェクトキス (MF文庫 ダ・ヴィンチ く 2-1)

パーフェクトキス (MF文庫 ダ・ヴィンチ く 2-1)


でゅろんさんとしゃべってたときに桑島由一の話になって、それでこの本の存在を知って、貸していただきました。
帯に書いてあるとおりのショートストーリー集。冒頭の「鍵穴ポエム01」、「鍵穴ポエム02」と、連作になっている「花」は短編程度の長さはあるけど、「おふろとん」っていう作品はたった1ページで終わりです。ほかのもかなり短めで、最初を乗り越えればわりとするっと読めます。「小説」という感じはしません。詩に近い。あ、あと高校の文芸部で出してる文集みたいな雰囲気がある(笑)
で、中身なんですが、冒頭の「鍵穴ポエム01」があんまりにもぶっ飛んでて投げそうになりました。でゅろんさんが「こんなのよく出したなーと思った」って言ってたのも大変頷ける内容。でも、そこを乗り越えるとわりと普通に読めました。「鍵穴ポエム01」の内容がぶっ飛びすぎてただけで、そのあとに収録されている作品は、中二病と、青春の妄想と、涙とかサイダーとかなんか透明なきらきらしたものを混ぜるとこんな感じになるんじゃないかな、という印象。綺麗じゃないけどきれい。
「パーフェクトキス」っていうタイトルもいいですね。桑島由一はキスっていう題材ををお話とか歌詞の中に持ってくるのが好きだよなぁと思う。