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never cry

本とかゲームの感想だったり雑記だったり

魔法少女を忘れない

魔法少女を忘れない (集英社スーパーダッシュ文庫)

魔法少女を忘れない (集英社スーパーダッシュ文庫)


タイトルとか、イラストとか、帯とかあらすじとか、いろいろなところに惹かれたので読んでみました。
主人公の悠也には半年前に突然妹が出来ました。その妹・みらいは“元・魔法少女”なのでした。この「魔法少女」については作中であまり多くは語られておらず、とにかくそういうもので、普通とはちょっと違う存在である、という程度です。そしてその普通とは少し違うということを軸にしたラブストーリーです。
キャラクターはみんなとてもかわいいと思うのだけど、読み進めるうちに千花の素直になれなさ加減がうざったくなってきて、しまいには腹が立ってしまいました。最初、千花は良キャラだと思ってたんだけどな。そのせいで、たぶん一番盛りあがるところであるはずの告白のシーンがいまいちぴんと来ませんでした。主人公の鈍感さとみらいの不器用さにも少しいらっとしてしまう。まあ、主人公はラストにかけて非常にかっこよかったのですが。
エンディングはちょっと切ないけど、とても幸せで素敵なものでした。施設でのわかばとの会話がここで生きてくるとは思わなかった。イラストの越島はぐさんのあとがきの絵もとても素敵だけど、大変ネタバレな気がするので読む前に見てしまったのは失敗だったかも……。
この話って、ちょっと不思議な妹の恋の話で、それだけで十分なんだけど、女装メイドはちょっとやりすぎだと思うんだ……。