never cry

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あまがみエメンタール

あまがみエメンタール (一迅社文庫 み 3-1)

あまがみエメンタール (一迅社文庫 み 3-1)


ずいぶん前に人に勧められたか何かで興味を持ったので読んでみました。
全寮制で小学校から高校までを過ごす青嵐女学院、その中で外の世界から遮断されて生活している主人公の心音と莉子の歪な関係を書いた物語です。莉子ちゃんはロリータファッションに身を包んだ女の子。青嵐女学院の小学校に入学したときに莉子ちゃんのママである摩耶さんと引き離されてしまったことが耐えられずに大暴れし、その時莉子ちゃんが噛みついて落ち着いた相手が心音だったので、そこからずっと心音は莉子ちゃんから噛まれる相手になっています。
女の子しか出てこなくて、なんというかそれで完結してしまっている世界です。百合っぽいところもあるけど(綺南ちゃんのところとか)、心音と莉子ちゃんの関係は、恋愛とかそういうのじゃなくて、この人がいないとダメって関係だよね。疑似親子関係というのが正しいのかな。
ところでこれ、やたらとえろいです。描かれている雰囲気のせいか。電車の中で読んでて「ぎゃーこんなの電車の中で読めない!」と思ってしまった。ティアラ文庫は電車の中で読んでいてもなんとも思わなかったのに。
エピローグは良いものでした。莉子ちゃんが成長してた。それがわかるだけでも良いのだけれど、莉子ちゃんはママがいなくても生きていけるようになっていて、エピローグからが疑似親子ではない心音と莉子ちゃんの関係が始まるのだと思いました。