never cry

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耳刈ネルリと奪われた七人の花婿

耳刈ネルリと奪われた七人の花婿 (ファミ通文庫)

耳刈ネルリと奪われた七人の花婿 (ファミ通文庫)


1巻発売時は結構評価が分かれていたネルリの2巻です。1巻はわりと好きだったので、発売から日が経ちましたが2巻も読みました。
演劇で名の知られているチェリ先輩とネルリが対峙して、八高の演劇大祭にネルリとレイチの一年十一組も出場することになる話。上演する劇は文化英雄のコーチキンが大ネルリのことを書いた『動乱』という物語を元にしたもので、タイトルがズバリ「耳刈ネルリと奪われた七人の花婿」。この本の後半がこの劇の上演中の出来事です。
これはまさしく学園青春ものだと思う。ファンタジーな世界観だし異文化の交流や政治を描いているのが先に立つけれど、クラスの全員が協力して劇を作っていく様子は、まさに青春。劇を上演しながらレイチが次々と起こる問題を解決しようとしているところははらはらしながらも非常に楽しめました。
1巻ではレイチの一人称がかなり変態っぽくて読みにくかったのですが、2巻ではわりと抑えめになっていて1巻の時ほどの読みにくさは感じませんでした。少し残念ではありますが。
ところで、ネルリがとてもかわいいです。萌えとかそういうのじゃなくて、かわいい。農芸隊の活動を好んでやるようになっていたり、劇で大ネルリになりきって奮闘していたり。1巻の時はわけのわからないキャラクターだと思っていたけど、すごくかわいい、愛すべきキャラクターだと思うようになりました。
続刊の予定はあるのかな……かなり評価の分かれてるシリーズなので心配。ぜひ出てほしいです。