never cry

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ぷりるん。 特殊相対性幸福論序説

ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~ (一迅社文庫)

ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~ (一迅社文庫)


なんかいろんなところで面白い評判を聞くので読んでみました。
主人公のユラキが、クラスのアイドル的な女の子の桃川みうの携帯の番号とメールアドレスを友達の可賀池づてに聞いたら、みうと付き合うことになってしまいます。しかしどうにもみうは変な子で、ユラキと付き合っていても他の男の子と遊んでいたりする……というところからはじまる話。
なんていうか、物語の中盤の病めてる具合がひどかったです。全部が全部主人公にとって悪い方向に向かっていくばかりで、何もかも壊れてしまっていくようで、読んでいて気持ち悪くなってきた。しかしあることがわかってからの姉の行動とか、加賀池との関係とか、みうとのこととか、前半で壊れてしまったものが徐々に修復していく様子には安心していきます。ぷりるんの意味不明な行動も全部そこにつながるとわかるとちょっとすごい。しかし那智先輩の存在はかなり薄っぺらかった気がする。崩壊と修復の背中を押してただけのような感じ。
いろいろ病んでる本だった。しかしなんともいえないけどすごかった。