never cry

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佐和山物語 あやかし屋敷で婚礼を


4年か5年かそれ以上ぶりにビーンズ文庫を読みました。たぶん最後に読んだのはまるマか彩雲国だと思う。この本自体は発売直後にちょっと気になっていたのですが、2巻も出てずいぶんたった今さらになって読んでみた。
関ヶ原の戦いの後、まだ戦国の世が尾を引いている時代の話。主人公は大名の姫で、婚礼が3度も延期になっているあこという女の子。そのことから花嫁衣装ではなく旅装束で婚家の領地の佐和山に輿入れします。しかしその佐和山はもののけがたくさんいるところだったという話。
戦国時代が明けたあとという時代設定にくわえて、あやかしのせいであこが時間を飛んでしまっているというのは、かなり新鮮に思いました。しかし、そのままの時間軸にいることを選ぶ(一応、ネタバレなので色反転)のにはちょっとがっかりしてしまった。どうやって元の時間に戻るのかと期待していた面が大きかったのかもしれません。
私は日本史をあまり勉強していないので詳しくないのですが、これってかなり史実に基づいて書かれているんですね。佐和山ってどこだろうと思って調べたら、彦根城とかひこにゃんのところで、そこの大名も本当に井伊直政・直継だし、直継の正室も鳥居家の娘であこの設定と同じだし。これはびっくり。史実にファンタジー要素を上手く絡めてるんだからすごいなぁと思ってしまいました。続きも読もうかな。