僕は友達が少ない

- 作者: 平坂読,ブリキ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2009/08/21
- メディア: 文庫
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「ラノベ部」の作者さんの現在刊行中のシリーズということで気にしていたけど読んでなかった。ちょうど2巻も出て話題になっているようなので読みました。
学校で浮いている主人公の小鷹がクラスメイトの夜空がエア友達に話しかけているところを目撃し、「隣人部」という部活に入れられる話。
「ラノベ部」と同様に短いエピソードに区切られていてさくさく読めました。すんごいスピードで読み終えてしまった気もする。笑ってしまいそうなネタが多くて朝の電車の中で読むのは大変でした。
主人公が結構まともなやつで、いろいろ残念なところもありながらもかっこよさげなので私は気に入りました。しかし夜空と星奈のヒロイン二人があまりにもひどいので引いた。「残念さ」を表すのにあの口の悪さ汚さは必要なのだろうけど、それでもちょっとひどいよ。現実にそのくらい口の悪い女の子もいるかもしれないけど、小説の中でそのひどさを再現してほしくないな、と思ってしまった。
でも面白いです。電車の中で笑いそうになるくらいには面白かった。だけど2巻読みたいかというと微妙です。ヒロイン2人の口調がマイナスになって読みたいけど読みたくないという気分。
そういえば高山マリアと志熊理科は本編にほとんど出てきませんでしたが2巻で出てくるということなのかしら。
あー、2巻読むべきか悩む。