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never cry

本とかゲームの感想だったり雑記だったり

ぽろぽろドール

ぽろぽろドール (幻冬舎文庫)

ぽろぽろドール (幻冬舎文庫)


ハードカバーの時からきれいな表紙が気になっていて、最近文庫になったと知って手にとった。どの話にも人形が出てくる短編集。豊島ミホの本は読むといつも心をえぐられる気がするのだけど、私が人形好きだからかことさらダメージを受けた気がする。
この本の中で好きな話は「手のひらの中のやわらかな星」かな。一番希望がある気がする。これで希望とか言うとなんか変な感じもするけども。
表題作の「ぽろぽろドール」を読んでいても思ったのだけれど豊島ミホが小中学生とかの女の子を書くとすごく生意気な感じがしてあまり好きじゃない。確か『夜の朝顔』でも思ったような。
「きみのいない夜には」が現実になさそうなありそうな気がしてこわい。途中までとても好きだったんだけど最後が好みじゃなかった。それがちょっと残念。
なんだかんだ言ってますがでも面白かったです。なんで私は人形好きなんだろうと考えてしまう一冊でした。