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never cry

本とかゲームの感想だったり雑記だったり

恋ではなく ―It's not love, but so where near.

ゲーム

恋ではなく -It's not love, but so where near. 初回版

恋ではなく -It's not love, but so where near. 初回版


早狩先生のゲームで地元が舞台ですっごい発売楽しみにしてこのブログに応援バナー貼ったら声優サイン入りポスター当たっちゃったという、自分の中でなんかいろいろとついてるゲームでした。
地方都市で映画撮ろうとしてる人たちのおはなしです。
とりあえずコンプしたのでネタバレありの感想書く。
私はゲームやるときの集中力って全然なくて、短期間で全て読むということができないんだけど、このゲームは読んでる間止めどころがわからないくらい面白くて、発売から結構短い期間で全て読了することができた気がする。ゲームの尺もそんなに長くないせいもあると思うけど。
主人公は男主人公の典史と女主人公の祐未の2人で、主人公がヒロインを攻略するという形ではないし、えろいシーンもこの二人のシーンしかないよということは事前に公式で発表されてたんだけど、それは私としては大歓迎でした(えろげはする好きだけどルートが別になることで主人公が女の子をとっかえひっかえみたいになるとこは好きじゃない)。だからどんなゲームになるのかすごい楽しみでした。
1対1の関係だけどルートは4つあって、それぞれキーとなる人物3人とグランド。
最初扶ルートだったんですけど、このルートが一番人間関係の絡まり具合が盛り上がってたというか、三角関係を激しく意識させるルートだったと思う。最後の日和山公園の扶がかっこよすぎてやばかった。エンディングのあとの扶と好佳のシーンがすごい好きだ!!! 今までかっこよく振舞ってた扶がぼろぼろ崩れてしまうギャップがやばい。その時はタイトルの意味はその場の好佳の感情なのかななんて思ったけどグランドまでやると違った。
亮輔ルートは扶ルートに比べると盛りあがりに欠けるかなーなんて。一夜限りと決まっているからか祐未と典史の関係が甘い。あと後味がちょっと悪い。やっぱキャラクターにはその後も仲良くしていてほしいので、朋子ちゃんに酒田にはもう来ないなんて言ってほしくなかった。それに祐未が優等生すぎるよね。最初はこの祐未もありだと思ったんだけどグランドまでやった今考えるとそれは本来の祐未じゃない。あと、すっごいどうでもいいけど典史の全裸の立ち絵があまりにもギリギリなところまで描いてあるのでのでメッセージウィンドウ消して確かめるなどしてしまった。まじあほ。
関谷先生ルートは、正月のあれがうわーなんだこれもうやだーって感じでした。潮風の1回目と似たような気分。そして関谷先生に嫉妬しまくる典史が可愛くて可愛くて。扶ルートでは扶可愛いなんて思ってたけどここまで来たら典史のほうが可愛かった。祐未のことをすぐにゆーちゃんって呼んじゃうところとか年下なことをコンプレックスに思ってるところとかすっごい可愛い。こんなふうに書いたら典史の立場ないけど。こっちもわりと三角関係なルートでした。
グランド。終わってすぐは微妙に感じたけど、でもタイトルの真意が反映されてるのはこのルートでした。たぶん微妙に感じたのは祐未と典史がくっついてからのいちゃいちゃがないからそう思ってしまうのと、私自身が真面目すぎるせいだ。でもいちゃいちゃしちゃだめなんだよね! この2人はずっとお互いから勝とうと思ってないといけなくて、だからずっと最後までそんな感じなんだろうななんて思った。蓉子の登場で人間関係がもつれてもつれてでも最後は彼が引っ張ってくれてよかった。あと、祐未が扶を選ばない理由がここにきてよくわかって、すごい納得した。美月視点の時に美月も言ってたけどああ思うことは必ずあるよ。登場人物の今後はどうなるのかななんて想像が膨らみます。続編とかファンディスクは出ないってスタッフ日記に書いてあったからそれは脳内補完するしかないんだろう。
なんだかんだですごい面白かったです。ここに書いてないこともいろいろ考えたりしたよ。扶ルートで出てくる美月の進路の問題とか、あまりにも自分にも当てはまりすぎて結構なダメージだった。
コンプしたあとに予約特典の小説読んだら、前2つが前日譚で、「オン・ザ・スクリーン」を読むとグランドルートのEDの映像がフラッシュバックした。「クランクイン」は本編では語られるだけだった設定がこんなふうだったのかとわかって面白かった。最後の1編は……たいへんびっくりしました……おいしいですけど……。
もういちど最初からやりたいな。こういう型にはまらないゲームが出てよかったと思う。