never cry

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青春ラリアット!!

青春ラリアット!! (電撃文庫)

青春ラリアット!! (電撃文庫)


この1巻の表紙を見ただけでは絶対買ってなかったし書店でも手に取ることすらしなかった。それくらい白背景に女子キャラ表紙は求心力なくなったと思うんだけどなんでいまだにいっぱいあるのだろうか。これを買った理由は2巻の表紙がイラストかっこ可愛くて面白そうに見えたからです。2巻は白背景だけど男子キャラと女子キャラが二人で同じファイティングポーズしてる。
全校朝礼ジャックして告白して停学になった月島と、その友人の主人公宮本、月島を好きになった長瀬の3人が、月島を振った女の子が抱える問題を解決しようとする話。第17回電撃小説大賞金賞受賞作だそうです。
タイトルにラリアットとつくだけに結構暴力沙汰(まあプロレス技が多いけど)が多いなぁというのが第一印象。青春な話ではあるもののその暴力的な部分から生まれる粗野さというか飛び散る体液等とが、さわやかな青春ではなく泥……ではないな、汗くさい青春にしてます。月島はすごくいい性格しててそれは気持ちが良いんだけど、ちょっと暴力的すぎないかとも思ってしまった。
この小説三人称で書かれているんですが、合ってない気がしました。宮本の一人称でいいと思うんだけど、なんで三人称にしたんだろう。宮本はキャラの薄い主人公だけど、三人称のせいでことさらキャラが薄くなっていていまいち。必要なキャラではあるけれども、ちょこちょことしか出てこない黒木よりも印象薄いので大丈夫か主人公という気がします。
ここまで結構マイナス評価な割には続きを読みたくて、というか続き読みたくなるような話になっていて、なんとずるい(笑)。宮本と都子はどうなってそうなったの! ていうかなんで都子は名前しかでてこないの! でもこの作品て月島と長瀬がドタバタしてそれに宮本がついていくって感じだから、1巻だけを読んだ時点では都子って番外編とかでしか出てこないんじゃないかという危惧もあります。2巻を読むべきか読まざるべきか迷うけどやっぱり読みたい。