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never cry

本とかゲームの感想だったり雑記だったり

勝手にふるえてろ

勝手にふるえてろ (文春文庫)

勝手にふるえてろ (文春文庫)


高校時代によく通った書店に高校卒業以来行ってなかったんだけど、久しぶりに行ったら売ってたので買ってしまった。綿矢りさ芥川賞撮ったのは高校1年の時でした。
表題作の「勝手にふるえてろ」は中学時代の同級生にずっと片思いしていてまともな恋愛をしたことがないまま社会人になってしまった主人公のヨシカが、会社の同期から告白されて、片思いのイチ彼とどうでもいいけど好いてくれてるニ彼を妄想の中で天秤にかけてる話。
純文学的なものをずっと読んでなかったので、主人公のヨシカの感情が振り切れてたり妄想が激しすぎたり普通そんなことしないだろと思ってしまうようなことをやってるところになんとなく懐かしさを感じました。昔はこういうの結構読んだんだけどな。嘘の産前産後休暇届とかあまりにも痛々しくてどうなることやらと思ってたら最後はどうにかなりそうな終わり方でちょっとほっとしました。中盤から終わりにかけての行き詰まった状態と対照的にすっきりした終わり方だった。ニ、わるくないじゃん。
「仲良くしようか」はちょっと理解できませんでした。理解できたのは最後の方のようこそ以下。でも読書メーター見ても理解できないとかよくわからないって書いてる人結構見えたのでまあそんなもんなんだろう。