never cry

本とかゲームの感想だったり雑記だったり

エロマンガ先生 妹と開かずの間

 俺妹最終巻読んで窓の外にぶん投げたい思いに駆られたくせに性懲りもなく伏見つかさ先生の新刊買いました。俺妹最終巻は大嫌いだけどその前までの俺妹は大好きだったので。

高校生ラノベ作家の主人公正宗は、義理の妹で引きこもりの中学生紗霧と二人暮らし。自分の作品のイラストをデビュー作から描いてくれているくせに自分のことをディスっている「エロマンガ先生」とは何者だろうとその人がやっている動画配信を見てみたら、動画に自分が妹のために作った夕食が写っていたことから紗霧がエロマンガ先生だとわかってしまう話。

突拍子もない話だけど普通に面白かった。どうせ主人公は京介なんでしょと思ったらやっぱり京介っぽい地の文でした。でも決定的に違うのは紗霧とは血がつながってないことと最初からはっきり自分の想いを表明してることか。あと正宗はもちろんラノベが好きで、自身もラノベ作家の話でもあるので(高校生作家とか中学生作家とかありえないだろとは思いつつも)そういった場面もなかなか面白かった。山田エルフ先生との慣れ合いとかやる気のあるときに書いたものとかそういう話も。

山田エルフ先生個性強すぎるけど紗霧の可愛さにはかなわないんじゃないかなぁ。「そんな名前の人は知らないっ」というセリフも良い。「エロマンガ先生」っていうインパクトあるタイトルも、長文とか漢字にカタカナふりがなとかそういうのに頼らず端的にわかりやすくこの作品を表していて良いと思う。この作品では純粋に正宗×紗霧応援したい。俺妹は実の妹とああいう結末になったせいで嫌いになったわけではないのだけど(嫌いになった最大の理由は別にある)、この作品は「義理の妹」という免罪符で俺妹で禁忌とされていたことが許されてる感がある。

それはそうとめぐみよりも智恵のイラストを出してくださいよ!! どうでもいい幼なじみだってわかってるけどさ!!!!

結構まだ出てきてない設定がたくさんありそうなので続刊も期待ですね。