never cry

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灰と幻想のグリムガル1

灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ (オーバーラップ文庫)
 

 読んだの随分前なんですけど感想書かないとというかおさらいしておかないと2巻が読めないような気がしてやっとこさ書きます。

気づいたら暗闇の中にいて、連れて行かれたのはファンタジーのような世界。同じように突然そこに連れて来られた人たちはいたけれど、その集団の中で頭角を表すレンジという男から見捨てられた者同士でパーティーを組んだハルヒロたち。RPGのような世界でまずは見習い義勇兵として正式な義勇兵を目指し、とにかく日々を過ごしていく話。

久しぶりの十文字青先生の小説でした。登場人物も多いせいかセリフがめちゃくちゃ多い。それでもキャラクターにちゃんと個性があるので読み分けはつくのだけど台詞の多さに最初はびっくりしました。この本の前に読んだのがメディアワークス文庫作品だったからそう思ったのかもしれないけど。

どう考えても落ちこぼれ集団の中でマナトだけが希望だったのに、中盤でいなくなってしまって、読んでいる時は主人公たちパーティーの一員のようにショックでした。マナトのことを受け止めきれず、しかしマナトが欠けたことを埋めるためにメリィにパーティに加わってもらったことで、パーティの中に不和が発生し、悪い方向にばかり行くのは辛かった。

でもメリィの過去を知って、パーティーとしてなんとか形を取り戻して、マナトの敵を討って、団章を買って、ハルヒロも言っていますがいいパーティになってきたのではないでしょうか。

で、最終章がプロローグですよ。この1巻が長いプロローグで話は始まってなかったんですね。ソウマが行動を起こしたことによってハルヒロ達パーティにはどう影響が出てくるんでしょうか。彼らにとってこの世界が現実か非現実か、とても謎なんですが、それも後々わかってくるのでしょう。2巻も買ってあるので読むのが楽しみです。