読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

never cry

本とかゲームの感想だったり雑記だったり

白き煌王姫と異能魔導小隊1

白き煌王姫と異能魔導小隊<チート・フォース> 1 (オーバーラップ文庫)

白き煌王姫と異能魔導小隊<チート・フォース> 1 (オーバーラップ文庫)

異能魔導小隊と書いてチート・フォースと読む。オーバーラップキックオフ賞銀賞受賞作です。
タイトルも表紙イラストもかっこいいよね。タイトルと表紙からはあまり想像できなかったけど結構お色気多めだった。普段あんまりこういうお色気多めのファンタジーは読まないので(というかお色気がふんだんなラノベであることには読まないと気づかなかったし(あらすじ読まずに買った)、オーバーラップの口絵はお色気イラストが大抵1枚は入っているものだと思っているので……)わりと新鮮な感じがした。
他の人たちは当たり前のように使える魔導がまったく使えず、ハンターとして一人で災害獣を倒していた主人公のエイルが、ヒロインであるアリーシアやフランと出会い、共闘して災害獣の黒灰牙王を倒したら、アリーシアの所属する魔導軍に招集されて、魔導小隊に所属し、アリーシアやエルザリオ、アルフレッド生活や訓練を共にすることになる話。
前半はアリーシアやエルザリオの無鉄砲さが好きになれなくて、ちょっとうんざりしてたところもあったのだけれど、後半はかなり熱い展開が繰り広げられていて勢いがあり、読後感はとても良かったです。作者さんのあとがきを読むと『「仲間!」と「熱い!」を感じていただけたらなぁと思います!』と書いてあったんだけど、本当にその通りのことを感じました。前半では一人ではそれなりに強いけどてんでバラバラだったチームのみんなが、エイルを中心に、魔導小隊のみんなやフランと連携して上手く戦えているのが爽快でした。
前述しましたがアリーシアは無鉄砲すぎてあまり好きになれなかったんだけど、主人公がアリーシアにそんなに可愛い仕草できるんだなと言ってたところで確かにアリーシア可愛いと思えました。でもアリーシアよりフランのほうが好きかもしれない。主人公は結構好感度高いです。
この作品を読んだあとに読書メーター見たらテンプレだとかなんとか叩いてる感じのコメントも多かったんだけど、最近ラノベ読みに復帰した私にとってはこの作品に新鮮味を感じたところも多かったです。言われてみれば確かに王道な話なのかもしれませんが、その王道さがこの作品のいいところだと思うので、王道を貫きつつこの勢いや熱さや仲間との連携を書き続けて欲しいと思います。